2009 年 11 月 のアーカイブ

こちら編集部〈5〉 11月は「関西文化の日」

2009 年 11 月 9 日 月曜日
女記者: 11月に「関西文化の日」というイベントがあるのを知ってる?
見習い: いえ、文化系は苦手なもんで。
編集長: 「こち編」に籍を置いてるのに、そんなんではあかんやないか。カメラマンはただシャッターを切りゃええいうもんと違うんやで。一枚の写真には撮り手の人間性が現れる。人に感動を与える写真というのは、自分を磨いてこそ撮れるんや。文化系は苦手なんて言うてたら、いつまでたっても一人前にはなれんぞ。
女記者: 珍しくいいこと言うじゃないですか。もちろん編集長はご存知ですよね。
編集長: 当たり前や。文化の日は11月3日……(パッコーン)あ痛たた。
女記者: ほんとは知らないんでしょ。
編集長: ちょっとボケてみただけや。普通に話が運んだら面白ないやろ。
見習い: さすが。パッコーンと来るのが分かっていても、体を張ってボケるんですね。
編集長: 当然や。君もパッコーンとやってもらえ。(パッコーン)何でわしやねん。
女記者: 「関西文化の日」というのは、2003年から始まったイベントで、近畿2府4県に福井、三重、徳島、それに今年から鳥取が加わって10府県の美術館や博物館の入館料が無料になるの。実施日は11月14日(土)・15日(日)が中心だけど、施設によっては11月中毎日といいうところもあります。
編集長: 美術館、博物館だけやなしに、大阪の万博記念公園のように公園や植物園なんかも参加してる。
見習い: へえ、無料っていうのはいいですね。行ってみようかっていう気になりますからね。
女記者: そうして気軽に美術や芸術に親しみ、文化の力によって関西を、ひいては日本を元気にさせようというイベントなのよ。
編集長: 去年は357施設が参加し、約31万7000人の入場者があったそうや。わしはなんちゅうても今年初参加の宇治市源氏物語ミュージアムに注目やな。
女記者: まさか行こうというんじゃないでしょうね。
編集長: どういう意味やねん。わしが行ったらあかんのか。
女記者: 向こうも歓迎はしないと思いますよ。足が臭いし。
編集長: 靴脱いだりするか。失礼な奴っちゃな。わしの方がパッコーンとやりたいわ。こう見えても光源氏のモデルとされる源融(とおる)の再来と言われたこともあってんぞ。ニックネームはもちろん「とおるちゃん」。ここで笑わんと、笑うとこない……(グッキーン)クゥ、やっぱり角できたんやね。
見習い: (……マイナーな自虐ネタ)
女記者: ほんとにもう常識がないんだから。私たちは言ってみれば関係者でしょ。だったら無料の日は一般の方に譲って、どうしても行きたければ、普通の日にお金を払って入るべきでしょ。
編集長: ごもっとも。それはそうと、今ヤフーで「光源氏」と打ち込んで検索したら、「光ゲンジではありませんか?」と出たぞ。それはないやろ。ひらがなで「ひかるげんじ」とした場合やったら分からんでもないけど、光源氏と光ゲンジでは歴史も知名度も全然違うやないか。光ゲンジと打ち込んだのに「光源氏ではありませんか?」と出るのが筋やろ。
見習い: でも、僕にとっては光ゲンジの方がピンときます。
編集長: 嘆かわしいのう。見習い君は「関西文化の日」をせいぜい活用して文化度をアップさせるこっちゃ。
女記者: そうね。見習い君なら許してくれるでしょう。足も臭くなさそうだし。
編集長: 関係あるか。
女記者: 大阪の適塾(14日・15日無料)のように、靴を脱いで上がる施設もあるんです。
編集長: さよか。穴の空いた靴下をはかんように気をつけなあかんな。
女記者: そんな靴下処分してしまいなさい!
編集長: 何か古女房みたいなこと……(ヒュルルル~)うわ、打ち上げ花火をこっちに向けるな。まだそんなん持ってたんか。
女記者: 言うに事欠いて古女房? 今日という今日は許しませんからね。
見習い: この人たちの文化程度って、ほんとに僕より高いんだろうか。皆さんはどう思います?