2011 年 1 月 のアーカイブ

こちら編集部〈14〉 まだやってたん? なんて言われたりして

2011 年 1 月 17 日 月曜日
全員: 皆様、明けましておめでとうございます。本年も「こちら編集部」をよろしくお願い申し上げます。
編集長: 「こち編」では2回目の新年の挨拶やな。それにしてもえらい間があいてしもたな。いつ以来の登場や。
女記者: 敬老の日を話題にした昨年9月以来ですね。
見習い: 4カ月近くも前のことですね。もう、皆さんに忘れ去られているんじゃないですか。というか、はじめから認知されてなかったりして。
編集長: こら、皆薄々感じてることを自分から言うてどないするねん。女記者君、パコーンと気合い入れたってくれ。(ペト)うわ、おデコが、つ、冷たい。
女記者: ホホホ。張り扇を外に出して冷やしておいたの。ブリキだからよく冷えるのよ。
編集長: おお、そう言えば前回の9月の時は、太陽で熱したやつをペトってやられたなって、思い出してる場合やないわ。
見習い: そうでした。それで、そんなんやったら叩かれる方がましやって言ったら、ガッシャーンとやられたんでしたね。
編集長: (ガッシャーン)お決まりか!
見習い: こういうのもブランクを感じさせないって言うんですかね。
編集長: 言うか! それはそうと、今年は少なくとも月に1回は配信していきたいもんやな。言いたいことは山ほどあるんやし。
見習い: 言いたいことって何ですか。
編集長: 例えば、この間昼ご飯食べようと思ってある店に入った。カウンター5席でテーブル席が1つのこじんまりした店や。ほぼ満席でカウンターの真ん中の席だけ空いてた。女店員は「カウンター席へどうぞ」と手で示すんやけど、カウンターの上は左右の人の料理とか肘とかで20cmも空いてない。そんなところに座るのは、こっちもいややし、左右の人かて迷惑やろ。そう思ったから黙って店を出たんや。ほかにも店はいっぱいあるわけやし。そしたら女店員が後ろから「お2階が空いてますけど」と言うんや。「最初にそれを言わんかい!」とわしは心の中で毒づきながらその場を去った。
見習い: 引き返さなかったんですか。2階なら席はあるんでしょ。
編集長: アホ。意地でもそんなことできるかい。その女店員は、2階に上り下りするのが面倒やから、わしにカウンターを勧めよったんや。サービス業ならカウンターの状況を見て、たとえ1つ席が空いておろうと、「こんな上品な方をむくつけき男の間にご案内しては失礼というもの。ささ、どうぞお2階へ」と手を取って……(ガッシャーン、ドッシャーン)、い、いきなり2連発かいな。
女記者: ふんとにもう、細かい、くだらないことを長々と。そんな個人的な愚痴をだらだら配信して何の意味があると言うんですか。
編集長: いや、愚痴やのうて、わしはサービスの何たるかを言うてるんや。今の子は、「お水お代わり」と言われたら、言うたその人にしか水を注がん。そやのうて、ついでに水が減ってる人がないかと見て回るのが、サービスというものやろ。もっと言うなら、言われる前に水を注ぎ足しに行くのが、真のサービスというもんや。そういうことをサービス業の人に分かってもらいたいと思て言うてるんであって、愚痴の垂れ流しやない。
女記者: それなら、さっきの女店員に直接言えばいいことでしょ。ここで文句を言ったところで、その女店員はこれを読んでいるわけないんだから。
編集長: そんな、面と向かって言う勇気なんかわしには……(ガツン)クー、やっぱり角がきたか。
見習い: 痛そうですね。
女記者: ほっときなさい! そんなことより今年はもっと読者の方に楽しんでいただける話題や情報を提供しなくちゃ。
見習い: それなら国立国際美術館の「ウフィツ美術館自画像コレクション」(2月20日まで)はどうですか。16世紀から現代までの画家の自画像約70点が出陳されています。レンブラントなんて渋くていいですよ。それに今回、草間彌生、横尾忠則、杉本博司の3人が新たに描いた作品がコレクションに加わることになりました。それぞれの個性的な作風による自画像は見ものです。
女記者: 私はちょっと早いけど、京都の「節分おばけ」を紹介したいですね。節分の日に仮装をして鬼を追い払う行事で、江戸時代から昭和にかけて、京都を中心にわりと広く行われていたそうなんです。それを復活したもので、2月3日の夜9時から12時くらいにかけて、祇園周辺では舞妓さんのおばけが見られます。
編集長: え、舞妓さんがお岩さんの格好したりするんか。(キッ!)そない怖い目でにらまんでもええやないか。
女記者: だから「おばけ」というのは変身ということ。舞妓さんは年齢や経験によって、髪型も「割れしのぶ」とか「おふく」とかいろいろあるわけですけど、この日ばかりはそんなの関係なしに髪を結ったりしたわけです。もちろんそれは昔の話で、今は武士に変身するなど、もっと大胆になっているようです。 それとは別に三条会商店街では2月3日(木)・4日(金)に、また6日の日曜には、烏丸御池・御所八幡宮12時出発でパレードがあります。これは誰でも仮装して参加OKです。
見習い: 僕なら『宇宙戦艦ヤマト』の古代進の格好なんかしてみたいですね。
女記者: 案外似合うかもね。私はやるなら思い切って新選組の沖田総司ね。
編集長: おお、色っぽうてええやないか。わしは意表を突いて町娘……(ガッキャーン)あ、あ、頭の皿が……。